HPBやInstagramに頼っている小さな店が、まず見直すべきこと
HPBやInstagramから新規のお客様が来ている。
これは、めちゃくちゃありがたいことです。
僕も実際、 ホットペッパービューティーの無料掲載だけで、 7年間で約400人のお客様と出会えました。
固定費としては1円も払っていません。
なので最初に言っておくと、 HPBが悪いとか、 Instagramをやめた方がいいとか、 そういう話ではありません。
使える入口は使った方がいいです。
ただ、 そこに全部を預けるのは怖い。
ここだけは、 今かなり強く思っています。
外部媒体は、入口としては強い
HPBは本当に便利でした。
検索される場所に載れる。
予約までの導線がある。
口コミも見てもらえる。
お客様も使い慣れている。
小さな店にとって、 これだけ整った入口を自分で作るのは簡単ではありません。
Instagramも同じです。
写真や動画で雰囲気を伝えられる。
人柄も見せられる。
お客様と軽くつながれる。
どちらも、うまく使えば強い入口になります。
だから、 外部媒体を否定する必要はありません。
むしろ使った方がいい。
でも、 入口は入口です。
そこに全部を預けてしまうと、 ルールが変わった時にしんどくなります。

僕がHPBで感じたこと
HPBの無料掲載で集客できていた頃、 正直かなり助かっていました。
でも途中で、 無料プランではブログが使えなくなりました。
口コミへの返信もできなくなりました。
あの時、 けっこう嫌だったんですよね。
お客様が口コミを書いてくれているのに、 そこへ返信できない。
自分の店の考え方をブログで伝えることもできない。
昨日まで使えていたものが、 ルール変更で急に使えなくなる。
これが外部媒体に乗るということなんだなと思いました。
これはHPBだけの話ではありません。
Instagramでも、 Googleマップでも、 ポータルサイトでも、 モールでも、 同じことは起きます。
外部媒体は入口として強い。
でも、 そこに積み上げたものは、 自分の手元に残りにくい。
ここを一度考えておいた方がいいと思っています。
最初に見るのは「どこに残すか」
いきなり、 自社サイト、note、LINE、メルマガ、有料記事、AI。
全部をつなげようとしなくていいです。
最初からそこまで考えると、 たぶん止まります。
まず見るべきなのは、 もっと手前です。
外部媒体で出会った人との関係を、どこに残すのか。
ここです。
HPBで見つけてもらった人。
Instagramで見つけてもらった人。
Googleマップで見つけてもらった人。
その人たちが、 次にどこへ行くのか。
予約だけで終わるのか。
LINEに登録するのか。
お店の考え方がわかる記事を読むのか。
次回も思い出してもらえる場所があるのか。
まずはここを見るだけで十分です。
自社サイトがなくても、考え方は先に作れる
「自社サイトを作りましょう」
と言われても、 まだ持っていない人も多いと思います。
持っていても、 業者さんに作ってもらったまま放置しているケースも多い。
営業時間。
メニュー。
アクセス。
予約ボタン。
これだけ載っていて、 記事や導線は動いていない。
それでも、最初から完璧なサイトを作る必要はありません。
まず考えるのは、
外部媒体で出会った人に、何を読んでもらえば自分の店を理解してもらえるのか。
ここです。
サイトがまだなくても、 この問いは作れます。
サイトがあるなら、 その答えになる記事を1本だけ置けばいい。
いきなり何十本も記事を書く必要はありません。
まず1本です。

たとえば、こういう記事
最初の1本は、 売り込み記事じゃなくていいです。
むしろ、 いきなり売り込みにすると距離が出ます。
たとえば美容室なら、
- 30代女性が白髪を見つけた時、白髪染めを始める前に知っておきたいこと
- 産後に髪質が変わったと感じた人が、美容室で相談した方がいいこと
- 初めての白髪ぼかしで失敗しないために確認したいポイント
- くせ毛で毎朝まとまらない人が、縮毛矯正の前に考えておきたいこと
エステなら、
- 初めてフェイシャルを受ける前に不安になりやすいこと
- 30代から毛穴やくすみが気になり始めた時に知っておきたいこと
- ブライダル前にエステを受けるなら、いつから始めるのが現実的か
整体なら、
- 肩こりが戻りやすい人に共通すること
- 初めて整体に行く前に聞いておきたいこと
- 産後の骨盤ケアを受ける前に確認しておきたいこと
こういう記事は、 派手に売るための記事ではありません。
でも、 読んだ人が
「この店、ちゃんと考えてくれているな」
と思いやすい。
ここが大事です。
AIは、最初の整理に使える
ここでAIが使えます。
いきなり全部を自動化する必要はありません。
Claude CodeやChatGPTに、
「うちの入口はHPBとInstagramです。外部媒体で出会った人に、何を読んでもらえばいいですか?」
と聞くだけでもいい。
それだけで、 自分では見えていなかった切り口が出てきます。
AIに丸投げするというより、 自分の店の入口と受け皿を整理する相手として使う感じです。
僕も今、 こういう整理をClaude Codeに手伝ってもらっています。
文章を書かせる前に、 まず何を書くべきかを一緒に考える。
この使い方が、 小さなお店にはかなり合うと思っています。
具体的な手順は、あとでいい
もちろん、 この先には具体的な手順があります。
入口を棚卸しする。
読ませる記事を決める。
LINEへの言い方を作る。
必要なら自社サイトやnoteに展開する。
Claude Codeに投げるプロンプトを作る。
こういう話です。
ただ、 最初の記事でそこまで全部出すと、 読む人によっては重くなります。
なので今回は、 考え方だけにしておきます。
外部媒体に頼るのは悪くない。
でも、 そこで出会った人との関係を、 どこに残すのか。
まずはここを考える。
具体的な整理方法やプロンプトは、 別の記事や有料noteでまとめる方がいいと思っています。
まとめ
HPBやInstagramは、 小さなお店にとって強い入口です。
僕もHPBにはかなり助けられました。
だから、 外部媒体を否定するつもりはまったくありません。
ただ、 そこに全部を預けるのは怖い。
ルールが変われば、 見え方も、 届き方も、 使える機能も変わります。
だから最初に見るべきなのは、 難しいマーケティング設計ではありません。
外部媒体で出会った人との関係を、どこに残すのか。
ここです。
サイトがあるなら、 まず1本だけ記事を置く。
サイトがないなら、 何を読んでもらえば店を理解してもらえるかをメモする。
LINEがあるなら、 登録する理由を考える。
このくらいからでいいと思います。
AIは、 その整理を手伝ってくれます。
いきなり全部を自動化するのではなく、 まずは入口と受け皿を見えるようにする。
ここから始めるだけでも、 HPBやInstagramとの付き合い方はかなり変わると思います。
この記事の前後の話も、別の場所で書いています
takuro-siteでは考え方や使い方を中心に書いています。もっと軽く追いたい方はX、 具体的な手順まで見たい方はnoteを覗いてみてください。
読んでくれた方から、こんな声が届いています
過去の記事を実際に試してくれた方が連絡をくださいました。
AIは若い人のものだと思ってましたが、「時間を取り戻す」って視点で見たら自分にも関係ある話だと気づきました。
— 50代・経営者
「AIを学ぶことは、時間を取り戻すことだと思う」を読む →メニュー変更のたびに悩んでたけど、AIに選択肢を出してもらって自分が選ぶスタイルにしたら、判断がめちゃくちゃ速くなった。
— 50代・飲食店オーナー
「AIを使い始めて、判断のスピードが明らかに変わった」を読む →

