AIが書いた文章の「AI臭さ」を消すまでに試したこと
この文章、 最初はかなり AIっぽかったんです。
内容は合ってる。 でも、 僕が書いた感じがしない。
今回の話は、 このブログ記事を書く途中で、 その違和感を どう消していったかです。
AIに文章を書かせた時に 「なんか違う」 ってなるじゃないですか。
あれ、 僕もそのまま 引っかかっていました。
で、 いろいろ試したんですが、 結局大事だったのは 順番でした。
最初の下書きは、読んだ瞬間にAIだとわかった
まず普通に、 AIに記事を書かせました。
テーマを渡して、 構成もざっくり渡して、 それっぽく出してもらう。
内容は、 そんなにズレてなかったんです。
でも、 三行読んだあたりで 止まった。
「〜ました」 「〜でした」 が続く。
妙に丁寧。 妙に整ってる。 でも、 全然残らない。
たぶん、 AIで文章を書かせた人なら わかると思うんです。
間違ってないのに、 自分の文章じゃない感じ。
内容が合っていても、空気が僕じゃなかった。
ここでまず、 ただ書かせるだけじゃ ダメだとわかりました。
語尾のNGリストを作ったら、今度はつまらなくなった
次にやったのが、 禁止事項を細かく出すことでした。
「〜ました」 「〜でした」 を続けない。
「ぜひ試してみてください」 みたいな、 いかにもAIっぽい言い方も 避ける。
これは、 たしかに効きました。
露骨なAI臭さは かなり減ったんです。
でも今度は、 別の違和感が出た。
読みにくい。 しかも、 おもしろくない。
語尾の逃げ場がなくなって、 体言止めが増えた。
リズムも単調。 変化も薄い。
読めるけど、 頭に入ってこない文章に なったんですよね。
制約だけで締めると、臭さは減っても文章がやせた。

この時に、 禁止事項から入ると 人っぽさまで 削れるんだなと思いました。
人格を先に置いたら、着眼点は変わった。でもまだ足りなかった
そのあとで、 指示文の順番を変えました。
先にルールを書くんじゃなくて、 この人は誰かを先に置く。
美容師を20年やってきたこと。 FALAPをやっていること。
知識を見せたいんじゃなくて、 読んだ人が 一歩進めることを 大事にしていること。
「教えてあげる人」じゃなくて、 「一緒に気づいた人」 として書くこと。
ここを先に渡したら、 着眼点が変わりました。
言葉づかいより先に、 何を見るかが変わったんです。
これはかなり大きかった。
部下に仕事を頼む時も、 似てるじゃないですか。
先に 「何を大事にするか」 を共有する。
そのあとで、 やることを伝える。
最後に、 ダメなことを伝える。
この順番の方が、 動きやすい。
AIも同じでした。
ただ、 人格だけでも まだ足りなかったんです。
着眼点は良くなる。 でも、 文体が少し揺れる。
既存記事と並べると、 「あ、これは別物だな」 ってわかる感じが 残ったんですよね。
人格は芯を作る。でも統一感までは勝手に揃わなかった。
結局いちばん良かったのは、人格7割、制約3割だった
最終的に落ち着いたのは、 かなりシンプルでした。
冒頭に、 人格とゴールを置く。
そのあとで、 既存記事の文体ルールを 必要な分だけ残す。
短文でつなぐこと。 改行を多めにすること。 太字は一箇所に絞ること。
それから最後に、 見た目のルールも足したんです。
一行を 20〜25文字くらいで 区切ること。
これを入れたら、 読みやすさまで かなり揃いました。
内容だけじゃなくて、 目の動きまで 近づいた感じでした。
比率で言うなら、 人格7割、 制約3割。
このくらいが いちばん良かったです。
先に人格、次にやること、最後に禁止事項。この順番がいちばん自然だった。

制約だけだと、 つまらない。
人格だけだと、 揺れる。
人格を先に置いて、 制約は後ろから 必要な分だけ足す。
僕には、 これがいちばん しっくりきました。
AI臭さって、 言葉の問題に 見えやすいんです。
でも実際は、 その人が何を大事にして 書いているかが 見えない時に出る 違和感だったんですよね。
だから今は、 うまい禁止リストを 先に作るより、 その人の芯を 先に渡すようになりました。
たぶんこれ、 AIだけじゃなくて、 人に何か頼む時も 同じなんだと思います。
読んでくれた方から、こんな声が届いています
過去の記事を実際に試してくれた方が連絡をくださいました。
自分の仕事をAIに伝えるために、まず言語化するっていう発想がなかったです。やってみたら、AIの返答が全然変わって驚きました。
— 30代・フリーランス
「AIに聞く前に、自分の仕事を言語化してみるといい」を読む →AIは若い人のものだと思ってましたが、「時間を取り戻す」って視点で見たら自分にも関係ある話だと気づきました。
— 50代・経営者
「AIを学ぶことは、時間を取り戻すことだと思う」を読む →

